池脇千鶴さっぽろシネマフェスティバル

著名人の方々からのコメントです。


犬童一心監督

『大阪物語』脚本、『金髪の草原』監督、『ジョゼと虎と魚たち』監督

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今にして思えば、東大坂の街で14歳のあなたに初めて会った瞬間に感じた物語、
それを具体にしていった三本の映画だったと思います。

『大阪物語』『金髪の草原』『ジョゼと虎と魚たち』どれも僕にとって最高の宝物です。
どの作品も描いていたのは『運命と誠実に向き合い新たな出発を獲得するまでの姿』だったと思います。

14歳のあなたに感じたのはそういった力強さだったということでしょうか。
すごい14歳ですね。それとも僕の妄想だったの?

それにしても、どの作品も撮影中ほんとに楽しい時間だったな。
何もかもが輝いてた。
あんな時間はその後持てたことがありません。

あなたの演技が大好きです。
今度市川さんのお墓参りに行きましょう。



矢崎仁司監督

『ストロベリーショートケイクス』監督、『スイートリトルライズ』監督
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池脇さんは素晴らしい女優なので、いっぱいいろんな言葉を考えて、
言葉で書くと、池脇さんの十分の一も伝えられない。
俳優が必要なもの、すべて持っている人で。
必要なものは、リアクション。
自分で掴み取った思想を持ち。自分の性をしっかり生きている。

結局、私が言えることは、

「池脇千鶴さんは、私が生涯、映し撮りたい素晴らしい人です」








高橋伴明監督

 『火火』監督、『丘を越えて』監督


 池脇千鶴は女優ではない。変心、変身の妖術を使う魔女である。

 その妖術に嵌まった者は感動という毒に痺れ虜にされてしまう。

 かく言う私も、幸せな虜のひとりである。








田中裕子

 『火火』『大阪物語』『ホームレス中学生』にて共演



 スクリーンの中から彼女に見つめられる。

 彼女との間にある筈のカメラが溶かされ、映画館の中で私達は、
 映像の中で息づく彼女と同じ空気を吸っているような気になる。

 池脇千鶴はカメラを溶かしてしまう凄いヤツなんだ。






藤代冥砂

 写真家、『月刊池脇千鶴』撮影



 池脇千鶴という怪獣は、きっと誰にも手なずけられない。

 おそらく彼女自身にも。だけど、この世界は常に天才怪獣を必要としている以上、

 池脇千鶴にはその役目をまっとうしてもらうしかない。

 健闘を祈り、逆の地平線からいつも応援しています。






日向寺太郎監督

 『火垂るの墓』監督、『誰がために』監督



 映画をつくっていてよかったと思う時は、自分の頭の中で想像していたものを超えた
 ものができた時である。

 映画はいろいろな要素で成り立っているが、中でも役者の存在は大きい。

 池脇さんは常に私の貧しい想像力を遥かに超えた芝居で応えてくれる。

 だからもっと難しいことを求めたくなる。

 困らせたいと思う。

 しかしそう思うだけである。

 困らせようがないのだ。

 スクリーンの中で様々な人生を生きる池脇千鶴は輝いている。





大森南朋

 NHK『火消し屋小町』、『スイートリトルライズ』にて共演


 ちぃちゃん お元気ですか?

 又、映画やるべ

 サッポロラーメン 食べ過ぎないように

 気をつけてや

 又、映画やるべ